消火器には使用期限(耐用年数)があります。
消火器の耐用年数は8年です。
耐用年数を経過した消火器を使用して起こる事故が毎年あとをたちません。消火器は本来生命を守るためにあるものです。正しい使用方法を身につけて、消火器事故をなくしましょう。
過去に発生した消火器による事故。
過去の消火器事故の例をみても分かるとおり、消火器事故の大半が、耐用年数は経過したものを使用した際に破裂して頭部等に直撃するなど、重症を伴うものです。
消火器は、放射する際に非常に高い圧力がかかります。
そのため、消火器の容器は非常に頑丈につくられています。
しかし、耐用年数が経過して傷がついていたり、腐食していたりすると、脆くなった部分が圧力にたえ切れず暴発する事があります。
消火器事故を防ぐために以下のことを必ず守ってください。
消火器事故を防ぐために
・消火器の耐用年数は製造年月日から8年です(ただし、海岸地域、工場地域、風雨にさらされる場所など環境によって耐用年数は短くなります)
・消火器は5年おきに業者による点検を行ってください。
・期限の切れた消火器は個人で処分せずに、最寄の消防署、消防団、又は、専門の業者に引きとって貰ってください。
・期限の切れた消火器は、訓練、試し放射に使用するのも絶対にやめてください。
・耐用期限内であっても、腐食、大きな傷、変形、著しいサビなどがある場合は交換をしてください。
*注意*
消防署、消防団、並びに弊社では消火器の訪問販売を一切しておりません.悪質な販売業者にくれぐれもご注意ください。